第九番 小野小町


「降りつづく長雨に桜の花もさかりをすぎて、

すっかり色あせてしまいました。

好きな人に思いを伝えることも出来ず、

降りつづく雨をぼんやりと眺めているうちに、

わたしの美貌もすっかり衰えてしまいました。」

(古今集)
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ヒマラヤユキノシタ

数年前、カミさんの実家から株分けして貰った花。

玄関脇の柘植の木の下で毎年今ごろ可憐なピンクの色の花を咲かせる。

花の名前が分からないまま楽しんでいたがやっと分かった。

ヒマラヤユキノシタだそうである。

茎は黒くてごつごつしている。しかも地を這うように伸びていく。

葉は分厚く、うちわかシャモジのような丸みのある形をしている。

とても、こんなピンクの花を咲かせる雰囲気は持っていない。

結構、花持ちがいいので、この時期楽しませてくれる。
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第八番 喜撰法師

「わたしの庵は京の東南の方角に位置し、

そこで心静かに気楽に暮らしております。

それなのに世間は、わたしが世をすねて、疎ましく思い、

この宇治の山に住んでいるとうわさしているようです。」

(古今集)
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隣のアンズ

隣の庭のアンズの花が満開である。

いつも桜の蕾が出来始める頃に咲きそろう。

6月ごろには果実がたくさん出来る。

頂いてジャムにするのが楽しみである。
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眠猫A

木彫りの眠猫(カミさんの福岡の友達に頂いたもの)

眠猫B

これも木彫り。どうも外国の猫のようである。

眠猫(みっちゃん)

これは生きた猫。みっちゃん。
昼間はソファーの上の専用のホカホカカーペットで寝ている。
夜は、カミさんの布団の中。
夜中に5〜6回トイレに起き、そのついでにあちこち徘徊して大きな声でギャオーギャオーと鳴いてる様である。
人間で言えば痴呆症。目も見えなくなり、耳も聞こえなくなったので大きな声で鳴いているらしい。
カミさんは寝た心地がしないようだ。
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第七番 阿倍仲麻呂

「空を仰ぎはるか遠くをながめると美しい月が昇ってくる。

あの月は、私がまだ幼いころに見た

故郷奈良の三笠山に出ていた月と同じ月だろう。

なつかしいものだ」

(古今集)
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シンビジウム2
シンビジウム1

今日は陽気が良かったので、室内のシンビジウムを外に出し、水をたっぷり遣った。

お隣から4年前に1鉢もらったのが、今では3鉢に増えている。去年は1鉢だけ花が咲いた。

しかし、今年は3鉢とも花茎を伸ばし、合計12本伸びている。1鉢は既に花を咲かせ始めた。後もおっつけ花開くことであろう。

品種は分からないが、葉も花も花屋で見かけるのより貧弱ではあるが、たくさん咲いてくれると嬉しい。
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花粉非常に多い花粉非常に多い
このところ埼玉の花粉飛散は「非常に多い」が続いている。
昨日こそは雨が降って「多い」に落ちたが、今日はまた春の暖かい陽気で、花が一斉に開き飛散しているようである。
一歩も外に出ないにもかかわらず、朝からくしゃみの連続。
目も痒くて仕方が無い。
マイミクのKanonさん紹介の「べにふうき」の飲料水や飴を舐めて症状が強く出ないようにしているが、暫らくはこの状況が続きそうである。
くわばら!くわばら!
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第六番 中納言家持

「かささぎが架け渡すという天上の橋。

その橋のような宮中の御階(みはし)に、

霜が真っ白に降り、

白々と冴え渡っているのを見ると、

夜も、もう、かなり更けてしまったことよ」

(新古今集)
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第五番 猿人大夫

「人も立ち入らない深い山奥で、

一面の紅葉を踏み分けて、

雌を求めて鳴いている鹿の声を聞くと、

ひとしお、秋のあわれさが心に沁みて、

寂しいものである」

(古今集)
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