冬雨

夕べから降り出した雨が終日降り止まない。
冷たそうな雨である。
しばらく暖かい日が続いていたが、いっぺんに冬の寒さに戻ったようである。
これが本来の冬かもしれない。
今までが暖か過ぎたのだろう。

こんな時こそ俳句の一句でも浮かびそうなものだが全然出てこない。
頭の中も冷え切ってしまったのだろう。

一日、何をするでもなく過ごしてしまった。
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今日は11月28日のブログで紹介した「朝の自然観察会」に初参加する気持ちでいた。
6時頃目が覚めてトイレに行ったが、まだ早いと思って二度寝した。
次に目が覚めたのは9時だった。
観察会は8時に川口自然公園集合なので当然間に合わない。
残念ながら今回は見送りにした。

最近、寝る前に水分を余計摂ると、朝方トイレに行きたくて目が覚める。
以前はトイレに行きたくて夜中に目が覚めるということはほとんど無かった。
それだけに例え1回といえども夜中にトイレに起きるというのは面倒くさい。

最初は我慢してそのまま寝入っていたが、
あまり我慢すると膀胱炎になると聞いて、なるべく起きるようにした。
でも、それが大抵明け方なので二度寝してしまう。
すると、今日みたいに次の目覚めが遅くなる。

普段は何も予定が無いので遅く起きても支障はないが、
何かある時は寝る前の水分の摂取を控えねばならない。

人によっては二度、三度起きるというが、
散人の場合はたまに一度くらいなので、まだマシである。

でも、老化現象の一つであることには間違いない。
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松束4
平成十八年十二月二十三日

短日や赤門たたく猫の影  松束

12月9日は漱石忌、今年は没後90年に当たるそうだ。漱石は明治17年(1884)18歳のとき、大学予備門に入学し、正岡子規と知り合う。子規の影響を受けて俳句をはじめ、独自の滑稽味のある作品を残した。漱石は作家として世に出る以前(特に熊本時代)に俳人として名を知られていた。漱石といえば誰にでもすぐ思い浮かぶのが、赤門、猫、坊など。漱石忌では即き過ぎるので、上五に「短日や」を用いた。

短日や畳に伸びる木々の影  松束

実家にて。障子を開けると、庭の黒松の影が畳にまで届くようになっていた。短日の頃は日の射し入る角度がかなり低くなるらしい。

名も知らぬさ草の霜を凌ぎけり  松束

世に雑草という名前の草はない。名前を知らないだけ。みんな健気に生きている。この句の「さ」は名詞・動詞・形容詞に付いて、語調を整える接頭語。「さ霧」「さ迷う」「さ多(まね)し」などと用いる。「さ(早)乙女」「さ(早)苗」「さみだれ」の用法とは異なる。「こ」も語調を整える接頭語としてよく用いられる。
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息子がインドネシアから帰ってくるので迎えに行った。
朝、パソコンで到着時刻をチェックしたら、30分ほど早くなっていた。
6時半に家を出発したが首都高の混雑が始まっていた。
暮れであり、週末でもあるので出足が早くなったようである。

8時過ぎに成田に到着。
20分ほど待っていたら到着口からサーフボードを抱えて出てきた。
日焼けして鼻の頭は皮が剥けている。
30分ほどレストランでお茶を飲みながら旅行の話を聞いた。

滞在中の5日間サーフィン三昧だったようである。
この夏行った九十九里や、かって在住していたロスと違い、
海が綺麗なので心置きなく楽しめたようである。
観光客は数年前行ったときと比べてかなり減っているということだった。
やはり、地震があった影響なのだろうか。

帰りも車は混んでいた。首都高の環状線内回りは13キロの渋滞だった。
それでも11時には家に着いた。

気管支の具合は随分良くなった。
午前中はまだ痰が詰まったような感じがしていたが、
午後になると、咳やくしゃみでその痰が取れるようになり、
気管支がすっきりしてきた。
今度は完全に復調のようである。

夕方、40分ほどみちくさ道路コースでウォーキングをした。
痰が出始めるとじっとしているより、身体を動かした方が余計に痰が出る。

今日は冬至なので、夕食でかぼちゃを食べ、夜、ゆず湯に入った。
すっかり気分が良くなった。

痰も切り欝も流せしゆず湯かな   散人
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本格的ではないが、何とか体調は戻った。

午後から銀座OS画廊に出向いた。
銀座に行くのは今年はこれが最後になるだろう。
画廊ではちょうど絵画教室をやっていた。
年の瀬だけあって、ご婦人方二人は欠席だったが、
男性陣4人が必死にカンバスに向かっていた。

先週ヌードモデルを招いて描いた裸婦像の仕上げをしていた。
4人ともそれぞれ持ち味を出した絵を描いていたが、
まだ満足ではないようである。
結局、年を持ち越した作品になった。

今自宅で療養している画廊のスタッフSさんに電話をした。
なかなか思うように回復せずやきもきしているようである。
でも、電話の声は元気だった。
時間は掛かるようだが腰を据えて養生するしかない。
みんなで励ました。

OSビルの皆さんに暮れの挨拶をして、新橋の福山整形外科クリニックへ行く。
手首の低周波治療をして、ウォーターベッドでウォーターマッサージをして貰った。
すこぶる気持ちがいい。
患者さんが混んでなかったのでマッサージの延長をして貰った。
肩、首を中心にやって貰ったが身体全体がすっきりした。

終わって福山先生と少し話をした。
患者さんも少しずつ増えてきているということである。
また、神戸から引っ越してくる家も決まり、
1月末には奥さんや子供さんと一緒に住めることになったと喜んでいた。

クリニックを出て6時15分にニュー新橋ビルの待ち合わせ場所に着いた。
今夜は昔の同僚Aさん、Bさんと食事をすることになっていた。
二人とも私より若く現在も現役で働いている。

再生機構が会社再生(?)を行った後、あるファンドに売却し、
今はそのファンドのもとで企業の建て直しを図っている。
ファンドの企業運営に対するスタンスと、
従来から働いている従業員のそれとは大きく食い違い、
いろんな人が大変苦労をしているようである。

来年の夏にはまた大きな変革を余儀なくされている。
それだけに従業員のモチベーションの持続が心配である。

体調が本調子で無いだけに2時間でお開きにと思っていたが、
ついつい長くなり3時間も話してしまった。
でも、久しぶりに昔の同僚との再開に、具合の悪いのも治ったようである。

新橋や暦も行き交う年の暮れ  散人
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冬の夕暮れ

今回の喉の炎症は気管支までは行かないようだと思っていたが甘かった。

夕べ布団に入って横になったらなんだか変。息が浅い。
眠れば治ると思いそのまま寝たがなかなか眠れない。
いろいろ姿勢を変えて、息がし易いうつ伏せで寝たらいつの間にか眠っていた。

いかし、明け方には目が覚める。息苦しさは治っていない。
そのまま朝まで眠れなかった。

喉の痛みは全く無いがどうも気管支の辺りに閉塞感がある。
喘息の初期の発作のようである。
咳をして粘りのある痰が出ると楽になる。
手持ちの去痰剤を飲んでみた。すぐに効くものではないから様子を見る意外に無い。

明日は滅多に無い集いがあるので何としてでもそれまでに落ち着かせなければならない。

患いて見たるテレビも冬ざるる  散人
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数日前から推敲していた俳句。2句。

椿落つ音に振向く霜の朝(元句)

落ちにける椿確かむ霜の朝

椿落つ音に散歩の足を止め   散人

立止り夫婦背を反る冬歩き(元句)

冬歩き夫婦揃って背を反らす

冬歩き夫婦背を反る橋の上   散人
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昨日から出た喉の痛みを何とか早期に治そうと必死にケアしたおかげで今朝の喉の痛みはかなり治っていた。

昨日は、薬としては、いつも飲んでる気管支の薬の他に、葛根湯液、小青龍湯を朝、昼、夕、寝る前と飲んだ。

その他、水をいつもより多目に飲み、一日中マスクをしていた。
寝る際も枕元に濡れたタオルをぶら下げ、マスクをして寝た。
マスクは夜中に外れるのではないかと心配したけど、朝起きた時もちゃんと着いていた。今流行りの立体マスクなので息苦しくも無く、息するにも、耳にも抵抗感が無いので着いていたのだろう。

今日も用心して昨日と同じケアをしている。
これでなんとか気管支まで炎症が広がらずに済む様である。

これからは、このパターンで喉の痛みに対処すれば酷くならずに済むかもしれない。
早めの処置、無理をしないこと、が大切である。
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今朝、目が覚めたら喉がからから。しかも、いがらっぽい。
昨日から、喉の左側に違和感を感じていたが、今朝は全体に広がっている。
痛みは無いので炎症もまだ軽症の方だろう。
散人の場合、この炎症が気管支まで広がると喘息発作を起こす。
今の段階で何とか食い止めなければならない。

今朝はウォーキングも中止。
まず、葛根湯液を飲む。水を大量に飲む。のど飴を舐めてマスクをする。
とにかく喉粘膜を刺激しないようにしなければならない。
今日は一日静養である。
喘息持ちは大変である。
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息子がインドネシアへ行くので成田国際空港まで見送りに行った。
8時半までにカウンターに行かなければならないというので少し余裕を持って家を6時半に出た。

川口で首都高に乗り、東関東道、新空港道と利用したが、日曜日の朝なのでゴルフ場へ行く車が多く、高速の車の量は多かった。
しかし、スムーズに流れており予想よりも早く着くことが出来た。
第2ターミナル3階の車寄せで息子と荷物を降ろし息子と別れた。22日までバイバイである。

その後一人で九十九里のN君の別邸へ行ってみた。
成田から行くのは始めてだったが、地図と標識を頼りに44号線、62号線と走ったら1時間足らずで蓮沼海岸に出た。
ここからは海岸線を走って20分足らずで別邸に着く。

途中、夏に息子がサーフィン、私が釣りをした片貝海岸があるのでちょっと寄って見た。
驚いたことにこの寒空の中でも大勢の人がサーフィンをやっていた。
夏ほどの数は居ないがフルウェットスーツを着て元気に波乗りをしている。
特に寒そうな感じでもない。むしろ見てるほうが寒気を感じる。
サーフィンは夏のスポーツだと思っていたが今は四季を通じてやるそうである。

冬の片貝海岸

漁港の市場の水溜りに鷺が一群れ集まっていた。
特に魚があるわけでも無いのに屯して風に首を縮めていた。
漁船が上がってくるのを待っているのだろうか。奇妙な風景である。

片貝漁港

さて、別邸は家周りや庭はすっきりなっていた。
夏場ほこっていた木はすっかり葉を落とし光を通している。
無造作に生えていた竹も根元から切り取られて片付けられていた。

鍵を借りていたので家の中に入ってみたが、夏以降締め切っていた割にはかび臭さは少なかった。
雨戸やサッシ戸を全部開け放し、しばらく風を通していたが雨が降り出したので、すぐにまた閉めてしまった。

天気が良ければ、一日居て庭掃除や部屋の換気をしようと思ったが残念ながら出来なかった。
また次の機会に廻して今日はこれで引き上げることにした。
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