今日も朝から快晴。風もないようである。
少し早起きして、デイバッグに一眼フィルムカメラ、レンズ2本入れ、脇に三脚をバンディングして、背中に担ぎ家を飛び出した。
もちろん「さゆり号」に乗ってである。

いつものように見沼自然公園に向かったが、外に出てみると意外と風がある。
しかも、突風的な風ではなく、北風が常に吹いている。
北風は向かい風である。30分向かい風で漕いでいるときつい。
公園に着いた時はへたっていた。

公園で鳥を撮ろうと思ってカメラを担いで行ったのだが予想以上に風が強くて三脚を立てても揺れそうである。
デジスコを装備して、エゾビタキやヤマガラを狙ってた人も、今日は焦点が合わないといって、三脚をたたみ帰り始めた。

これを見て、散人も三脚を立てるのを諦め、帰ることにした。

帰る途中で富士山が遠めに見えるところがあった。
田んぼのあぜ道に三脚を立てて、干した稲藁越しに富士山を10枚ほど撮った。

午後、カメラ屋で現像してもらい、自宅のスキャナーで結果を見たが、腕が悪いのか、機材が悪いのか、納得のいく写真は撮れてなかった。
これだけ離れると300の望遠でも無理なのかもしれない。

彼岸花も終わり、これから田んぼを賑わせるのは、ススキとセイダカアワダチソウである。
競い合うように入り混じって咲き始めた。
見沼からの富士山すすき