辛夷前辛夷後(クリックで拡大)

前回の松束さんからの新着俳句の中に、

白雲に薄き紅さす辛夷かな 松束

という句があった。

散人は紅辛夷のことかと思っていたが、
松束さんの付書きで
「近づいて六弁の花を手にすると、淡い紅色の筋と、芳香が嬉しい。」
と言っておられる。

昨日通りかかった道端に、辛夷が白く羽根を広げたように咲いていたので一枝失敬してよく観察してみた。
花びらの裏を良く見ると、松束さんが言われたように根元の方へ薄い紅色の筋が走っている。
その様たるやなかなか艶かしい。
白い辛夷にこのような隠し化粧があったとは知らなかった。

松束さんの鑑賞眼に恐れ入った。