3日前から寒さがぶり返してきた。
歳時記では、春に寒さが戻ることを「冴返る」とか「凍返る」という季語を使うが、今度の寒さはちょっと雰囲気が違う。
九州大分ではチューリップの花に雪が積もったそうである。
このところ、地震といい、異常気象といい、乱射事件といい、尋常ならざる出来事が多い。自然の世界も、人の世界も狂っている。

寒さでまた閉じ篭りが始まった。背中が丸くなるばかりである。
うちの姫(みっちゃん)もストーブが点いていないとにゃーにゃーとうるさい。
点けてやるとストーブの熱風の出口を向いて、招き猫のようにじっと座っている。熱くはないらしい。

ひめおどりこそう

写真は、10日散歩の折に撮った「ひめおどりこそう」である。
この時期、「ほとけのざ」や「スギナ」と一緒に道端などに群生している。
明治時代にヨーロッパから帰化した外来種であるが「しそ科」の一種である。
そういえば、葉っぱがしその葉に似ている。
食せるかどうか知らない。また、試したくも無い。