桜紅葉・柿紅葉

午前中はカミさんのアッシーで浦和の伊勢丹へ。
カミさんはコートの特売場へ。散人は画廊や本屋をぶらぶら。

帰りにお好み焼き・もんじゃ焼きの「わいず」で昼食。
美味しくも不味くも無い。もともと散人はお好み焼きは好物ではない。
カミさんが好きなのでサービスで付き合った。

午後、本を読んでいたが退屈したので3時過ぎから「さゆり」とデート。
今日は7km程先の見沼自然公園まで行った。

公園を含め、この近辺には綺麗に紅葉する木は無い。
みどり葉から若干黄色くなって落葉するものばかりである。

桜もすっかり落葉して寒々しい梢だけになっている。
地面には落ち葉が朽ち果てて散らばっている。
そんな中で少し赤い色を残した葉がちらほらと見られた。
また帰りの民家の庭で柿の葉が色付いているのを見つけた。

俳句の世界では、桜紅葉、柿紅葉は秋の季語として扱われている。
桜紅葉は美しいものとしては詠まれていないが、柿紅葉は独特の美しさを持っておりそのさまを詠まれている。

道々、数葉拾ってきてスキャンしてみた。
桜の葉は意外と綺麗に写る。
柿の葉は朱や黄色が鮮やかではなく本来の色が出ていない。もう少し寒さが欲しい所である。

桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ 角川源義

柿紅葉山ふところを染めなせり 高浜虚子