2008年06月08日 第二十番 元良親王 コメント数:3 コメント カテゴリ:小倉百人一首 by 見沼散人 「あなたにお逢いできないで、 こんなにつらい思いの今、 もう何がどうなっても同じことです。 あの難波潟のみをつくしのように、 このみをつくしても(滅ぼしても)、 どうにかしてお逢いしたいものです。」 (後撰集) 「小倉百人一首」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (3) 1. 松束 2008年06月09日 17:19 「みお(を)つくし」は、「身を尽くし」と掛けてよく使われ、現在大阪市の市章となっている、水路の情報を示す杭のことです。 「つ」は、文法では格助詞と言われるもので、現代語では「の」に当たります。この「つ」は現代語の中にも生きています。たとえば「まつげ」。 「みお」は漢字で書けば「澪」で「水脈」を表し、「くし」は「串」で「杭」を表します。つまり、 「みお」+「つ」+「くし」で「水脈の串」の意味です。 また源氏物語第14巻の巻名にもなっています。 2. 見沼散人 2008年06月09日 19:07 >松束さん ありがとうございます。 恋焦がれた激しい歌ですね。 3. 松束 2008年06月09日 20:46 この方は天皇のお子さんで名代のプレイボーイだったようです。 このような歌を女性が変わるたびに幾つも作ったと思いますよ。 このブログにコメントするにはログインが必要です。 さんログアウト この記事には許可ユーザしかコメントができません。 コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
コメント
コメント一覧 (3)
「つ」は、文法では格助詞と言われるもので、現代語では「の」に当たります。この「つ」は現代語の中にも生きています。たとえば「まつげ」。
「みお」は漢字で書けば「澪」で「水脈」を表し、「くし」は「串」で「杭」を表します。つまり、
「みお」+「つ」+「くし」で「水脈の串」の意味です。
また源氏物語第14巻の巻名にもなっています。
ありがとうございます。
恋焦がれた激しい歌ですね。
このような歌を女性が変わるたびに幾つも作ったと思いますよ。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。