NPO法人青木繁「海の幸」会のホームページを作ってくれている高草木裕子さんが自宅のアトリエで個展を開いている。

最終日の今日、上尾のアトリエにお邪魔した。
昨年に続き2度目の訪問である。

屋敷の一角に2階建ての家を建て、1階は倉庫、2階をアトリエにしている。
自宅とは分離しているので家族には迷惑をかけずに制作に打ち込める環境にある。

そのアトリエに、100号の大作からサムホールの小品まで20作品ほどが並べてあった。
高草木さんの作品はやわらかい色調と構成の作品が多いが、1点、燃えるような作品があった。
心境の変化で作風が変わったのかと尋ねたら30年前に描いた作品だという。
なかなか幅のある画家である。

持っていた竹とんぼを見せたら、高草木さんから秋岡芳夫先生の名前が出てきてびっくりした。
スーパー竹とんぼを考案した工業デザイナーでこの世界では神様的存在である。 

大学時代にデザインの講義を受けたそうで、先生のアイデアに は当時から関心を持っていたそうである。
竹とんぼを見せたことでこんな繋がりが出てくるとは・・・

「たかが竹とんぼ、されど竹とんぼ」である。


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