K君から、金曜日にR君がゴルフのために泊まりに来るので泊まりに来ないか、という連絡があった。

ゴルフはやらないが友との語らいは大歓迎である。

金曜日は生憎「あすぱる」での竹とんぼ教室の日であったが、教室が終わり次第駆けつけた。

6時半頃K君の家に着いたが、すでにR君、更にM君も到着していた。

夕食はK君が手料理でもてなしてくれるという。

7時に友人4名とK君の奥様を交えての宴が始まった。

今回は中華料理でもてなしてくれた。

前菜に始まり、鯛の中華風刺身、五目旨煮、えびと卵炒めなど本格的な料理が次々と出てきた。

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飲み物はビールの他、酒、焼酎が準備してあった。

酒は浦霞である。

ビールで乾杯の後は浦霞の冷酒を所望した。

私は仙台赴任中に浦霞は事ある毎に飲み、その美味しさは十分承知していたが、体調を考えてビールのみで我慢した。

話題は住んでる家や家族のこと、特に親の介護の事が多かった。

4人ともすでに親はおらず、これからの介護はないが、これまで経験した苦労話などを披露することが多かった。

楽しい語らいとともに、美味しい酒と8品の中華料理を堪能したあとは場所を移してカラオケ大会となった。

場所を移したといっても同じK君の家の別室である。

隣近所がないので大きな声を出しても怒鳴り込まれることはない。

カラオケといっても、当然新しい歌は歌えない。と言うか知らない。

三橋美智也、森繁久彌、倍賞千恵子、石原裕次郎など古い歌ばかりである。

「仰げば尊し」まで出てきた。

ワインを飲みながら、延々1時過ぎまで歌っていたが、明日はゴルフ組がいるのでそろそろお開きとなり布団に入った。



今朝は6時半に起きた。

途中一度目を覚ましたがよく眠れた。

7時過ぎに朝食。

純和風の朝食を用意してくれた。

R君、K君はゴルフのため8時頃出掛けたが、M君と私はゆっくりとさせてもらい、9時半においとました。

その後、二人で近隣の美術館に行き、シャガール、モネ、レンブラントなどの絵を鑑賞した。

ここの美術館は幅広いジャンルの作品を収蔵し公開している。

入り口には何やら得体のしれない造形物が置いてあった。

著名な美術家の作品のようである。

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絵画鑑賞はそこそこにして、隣接している3万坪の庭園を散策した。

700種類を超える樹木や草花のある庭は今一番いい季節であり、小一時間も緑に浸っていると心が洗われるような気分になる。

庭園の出口ではカルミアの花が咲き誇り、去りゆく人々の心を華やかにしていた。

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一泊二日の友人宅のお泊りは昼過ぎに終了した。

中身の濃いお泊りであった。