6月1日はどこ竹@竹とんぼ教室の24年度の総会があった。

24年度の活動報告、会計報告、25年度活動予定などの審議がされた。

24年度の活動は216教室、13,176名の動員数であった。

認定リーダー数は396名になり、そのうち会員になっているのは204名である。

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総会は20分ほどで終了し、そのあとは代表幹事の片田さんの指導の元、竹工作のワークショップが行われた。

今回はうぐいす笛とすずむし笛の制作である。

両方の笛を同時進行で制作した。

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すずむし笛は鳴るように作れるのは半数しかいないと片田さんから脅かされていたが、確かに鳴るように作れた人は僅かだったようだ。

私はうぐいす笛1個とすずむし笛2個を作った。

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うぐいす笛は作り慣れているのですぐに出来たが、すずむし笛は難しい。

歌口の調整が微妙で何度もやり直した。

でも2つとも何とか鳴るようにはなったが、鈴虫のように転がるような音が出たのは1個だけであった。

制作を終わって片付ける前に、片田さん華笛とMMさんの和三笛が演奏された。

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片田さんの作品をモデルにしたプラスチック製の華笛が市販されるようになったそうである。

「鼻笛フッピー君」と命名され教則本やCDと一緒に販売されている。


片田さんからもう一つ発表された。

それは、どこ竹@竹とんぼ教室で指導している竹とんぼを、今後「平成竹とんぼ」と命名して指導していくということであった。

我々が指導している竹とんぼは従来の伝統的竹とんぼと違って、角度をつけるのナイフではなく、炙って捻ることで角度をつけている。しかも、竹の皮の部分だけを使うことにより、軽く、薄くしている。

こういう作り方は、片田さんやその師匠である秋岡さんが平成になってから提唱してきているそうである。

そこでこの竹とんぼを「平成竹とんぼ」と命名しあらためて普及していくことになった。 

「平成竹とんぼ」が歴史に残るように伝承しなければならない。