今日は、見沼自然の家で、グラウンドワーク川口主催の「自然ふれあい教室」が開かれた。

市内在住の子どもたち18名とその保護者14名が参加した。

午前中は自然の家周辺の原っぱで自然観察会。

午後は自然の家の座敷で工作教室を開いた。

事務局から今回は竹とんぼ作りの指導をやるように命ぜられた。

モノつくり名人たちがスタッフに付くという。

時間は1時間半を与えられた。


午前中、原っぱに自然観察に行っている間に、座敷にセッティングをした。

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畳の上にブルーシートを敷き、簡易テーブルを置いて、各テーブルに親子8名分の材料、道具を並べた。

なかなか、いい趣であるが、ブルーシートはいただけない。

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1時に講義を始めた。

時間はたっぷりあるので、ゆっくりと進められる。

竹とんぼの種類、特徴、よく飛ぶ竹とんぼのポイントなどをサンプル機を使って実演しながら話した。

モノつくり名人を前に、更に市の職員3名もいたので、最初は緊張したが、喋り始めたらこちらのペースである。

子どもに質問し、親に質問し、話に変化を持たせながら進めた。

そうしないと、子どもたちを長時間集中させることは出来ない。

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一つひとつの工程を、全員の出来上がりを確認しながら進行した。

50分を掛けてみんなの竹とんぼは完成した。

今度は庭に出て飛ばし方の指導と遊びである。

懸念した雨も上がり、庭は乾いてちょうどいい天候だった。

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一人ひとりの飛ばし方を見ながらスタッフ全員で飛ばし方を指導した。

ある程度飛ばせるようになったところで4ヶ所に分かれて的入れをして遊んだ。

これも方向を決めて飛ばす練習になる。

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最後に距離競争をする。

一人ずつ飛ばしてもらい、メジャーで距離を測り、修了書に記録した。

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賞品を出すと言ったら、子どもたちは真剣そのものである。

緊張のあまり竹とんぼを回せず、足元に落とす子もいた。

しかし、みんな最後まで頑張ってくれた。

座敷に戻り、成績優秀者の発表と賞品授与がモノつくり責任者のTHさんにより行われた。

1位は6.7mを飛ばした4年生の子どもだった。

上位5名には、友禅模様の千代紙を貼ったくびれ型の竹とんぼが与えられた。


もうすぐ夏休みも終わる。

子どもたちにとっても、親にとっても、いい思い出になったに違いない。