昨日は、事務局で手伝いをしている、NPO法人青木繁「海の幸」会の最後の通常総会が上野の東京文化会館で開催された。
正会員や来賓など60名を超える参加者があり、これまでで最高の参加者となった。
目標の金額4500万円も無事集まり、小谷家の修復も終わり4月から一般公開を控えての喜び一杯の総会となった。

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更に、理事長の大村さんがノーベル医学生理学賞と文化勲章を受章するという喜びも加わり、会場は3重の喜びで溢れていた。

会議の冒頭に、九州から駆けつけてくれた二人の女流画家によって、大村理事長への花束贈呈が行われた。

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会議そのものは順調に進み1時間ほどですべての議題を終えた。

平成22年1月12日に産声を上げたこの会は、東日本大震災という負の影響を受けながらも、多くの団体や個人の支援で無事に所期の目的を達成し幕を閉じることになる。

若干の残務整理があるので実際の会の解散は今夏になるが、あとは小谷家の公開をサポートしてくれる小谷家の当主や館山市の保存会「青木繁〈海の幸〉誕生の家と記念碑を保存する会」に託することとなる。


総会終了後は場所を変えて大村理事長の受賞を祝う会へと移行した。
ここにも50名余りの人が参加し、口々に大村理事長へ喜びの言葉を掛けていた。

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中には、お祝いのケーキを自ら作り持参するという女流画家もいて、大村理事長も滅多に見せないような満面の喜びでお礼の挨拶をされていた。

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まだまだ忙しい日が続く理事長も今夜はすっかりリラックスされていた。

祝賀会も無事終わった後は、九州から参加した女流画家二人、永井画廊の永井龍之介社長や我々スタッフとで上野の街で2次会を楽しんだ。

長年苦労された画家の事務局長Yさんもほっとした趣でお酒を楽しんでおられた。

絵には全く門外漢の散人が、この会に飛び込んだのはYさんとの縁である。
6歳年上のYさんとは8年前に偶然SNS(Mixiの「自転車修理」というコミュニティー)で知り合った。
同じ筑後の出身ということで一度お会いすることになりそれからの縁である。

会う度に、敬愛する青木繁について切々と語られ、そのうちに青木繁ゆかりの館山市布良海岸の小谷家を保存する運動を興したいと打ち明けられた。
その時、既に70歳を超えておられた。
この歳でよくそこまで決心できるものだとその勇気に感動し、事務局で下働きのお手伝いをすることになった。

法人を立ち上げて以来、数々の困難があったが、どんなことがあっても絶対に諦めないYさんにはいつも脱帽していた。
その諦めない気持ちがここで見事に花を咲かせた。

今日お昼過ぎにYさんからメールが来た。
今起きたという。
疲れておられたのだろう。

しばらくゆっくり休まれて本来の創作活動に邁進されることを念ずる。