今年最後の竹とんぼ教室は児童センター「あすぱる」のウィンターフェスだった。
生憎、寒くて風が強く、屋外での竹とんぼ作りは難渋した。
参加した若いリーダー達も寒い寒いと言いながらターボライターで羽根材を炙って捻っていた。
10時に始まったフェスも寒さの所為か人出は少なく、12時過ぎには途絶えた。
結局竹とんぼ作りをした子供は20名ほどだった。

今年最後の竹とんぼ教室にしてはちょっと淋しい結果に終わった。

しかし、何はともあれ反省会。

近くのファミレスで30代、40代、50代、60代、70代のリーダーが5人で約2時間半、ビールを飲みながらよもやま話に耽った。
奇しくもそれぞれ10歳余り年が離れての仲間が揃った。
この中には反省会を耳にして駆けつけてくれた、「どこ竹彩の国の女子応援隊長」もいる。

全員が地元の人ゆえ話題には事欠かないが、今日は子育ての話題が多かった。
これだけ年代が離れていると、小学生から大学生までの子どもが出揃う。
子育てに関してみなさんがそれぞれ悩みを抱えているようである。
散人だけが例外でもうとっくに子育てを終えている。
子育てに関してアドバイスを出来るほどの経験があれば良いが残念ながらあやふやだ。

竹とんぼ仲間で飲む時は同年代が多く、病気や墓の話が多い。
しかし、若い人たちと飲むとそんな話は出てこない。
子育ての話や現役で仕事をしている話を聞くとこちらも若返った気持ちになる。
この歳になると、若い人たちと飲む機会は余りないが、こんな機会を大事にしたい。
それには年寄り臭いことを言って嫌われないことである。
肝に銘じなければならない。

今年最後の竹とんぼ教室は、教室よりもその後の反省会に大きな意義があった。