5月の見沼自然学校は、午前中はさつまいもの植え付けとお茶作り。

そして午後はモノ作りで平成竹とんぼ作り。

18名の小学生と3名の幼児、11名の父兄が集まった。

お茶作りは、自然の家の畑のお茶の木から若葉を摘んで、蒸し、乾燥、揉みを器具を使って一気にやり、自分たちのお茶の葉っぱが出来上がった。

仕掛けの器具は全部ボランティア仲間Nさんが作って提供している。

大したもんだ。

さて午後は平成竹とんぼ作りと飛ばし。

ここのボランティア仲間には5名のどこ竹彩の国の認定リーダーがいる。

今日はその全員が参加できて指導に当たった。

場所は見沼自然の家の座敷。

大きなテーブルを4つ置いて、父兄も一緒に竹とんぼ作りをやった。

二人ほど羽根材を反対に捻ってやり直しをしたが、他の人は無事に作ることが出来た。

5年生の男の子から、「令和になっても平成竹とんぼですか」という質問があった。

平成竹とんぼは、昔の竹とんぼを見本として、平成の時代に新しく考案されたので「平成竹とんぼ」と名付けてあるので、いつの時代になっても「平成竹とんぼ」だよ、と答えておいた。

「平成竹とんぼ」も一つの時代を超えたことになる。

作った後は飛ばし遊び。

原っぱへ行って、みんなで「いち、にい、さん」と飛ばし始めた。

適度な風が吹き、実力以上に飛ばしている。

子どもも親も必死であった。

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最後にみんなでグループ別に飛ばし競争をした。

異学年が混じったグループだが、高学年が優勝するとは限らない。

5年生が二人いたが、二人とももっと下の学年の子に破れた。

おとうさん、おかあさんで競争したが、優勝したのはおかあさん。

竹とんぼとはそんなものである。

欲を出すと飛ばない。


予定通り3時に終了。

帰りに畑に寄ったら、ルピナスが色づき始めた。

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