GWK(グラウンドワーク川口)の年に一度の日帰り研修で八王子の「長池公園」に行った。

「長池公園」は1960年代に多摩地区に日本最大のニュータウン構想で、大規模に自然破壊がなされるのを懸念して、多摩丘陵の原地形を可能な限り残そうとして計画された自然保全型の公園である。

約20ヘクタールの公園は、多摩川水系大栗川の源流部にあたり、2つの溜池(長池、築池)を中心に多様な水辺の環境と広大な雑木林が、豊かな自然を生み出している。

公園管理は指定管理業者が請け負っているが、日々の活動は、里山活動を行っている市民団体やボランティアなどさまざまな立場の人々が担っているのは我々のGWKと似通ったところがある。

川口から貸し切りバスで約1時間。台風15号の影響を気にしながらの研修だった。

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到着と同時に管理等である自然館で館長から公園の沿革、運営形態、特徴などの説明を受けた。

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そのあと、館長の案内で、公園内を観察。

我々の関心は、この地域に自生する珍しい植物である。

見沼自然の家とは環境が違うので、同じような植物は少ないと思われる。

カタクリ、マメザクラ、ノハナショウブ、ツルニンジン、クララ、コマツカサススキ、オオニガナ、サワギキョウ、などが自生しているようだが、今日見られたのはサワギキョウとツルニンジンだけだった。

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また、山間の窪地には田んぼがあり、稲を作っていた。

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ここでは我々の田んぼにある雀対策のネットは張っていない。

ここにはオオタカやツミが生息しており、雀は寄り付かないそうである。

羨ましい限りである。

案山子があるのは子どもたちの体験稲作で作ってもらったものだそうである。


雑木林はコナラを中心に、ヤマグワ、エゴノキ、ヤマツツジ、ミツバウツギなどが自生していた。

雑木林の中にはトレイルが設置され、訪れた人が森林浴を楽しめるように設えてあった。

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一通り見て回り、自然館に帰ったらいきなり一発の雷とともにバケツを引っくり返したような雨が降ってきた。

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間一髪でずぶ濡れになるところだった。

雨は15分ほどで止んだのでバスに戻り、おいしいお弁当を食べて帰途についた。


実は今日は大失策をしてみんなに迷惑をかけた。

集合が9時半と思いこんでバス、電車を乗り継いで集合場所の川口駅前に行くつもりでいた。

乗り継ぎ駅の南浦和駅のホームで電車を待っていたら、電話がかかってきた。

「もうみんな揃ったけど、どうしたの?今どこにいるの?」という電話だった。

9時5分前だった。

今日の集合は9時だったのである。

慌ててと言っても電車の中を走っても変わらない。

結局みんなを15分を待たせての出発となった。

みんなには平身低頭である。