土曜日、日曜日と二日に分けて、見沼自然の家で「夜の観察会」が行われた。

例年だと一日だけで終わらせるのだが、今年は「蜜」を避け、二日に分けて行われた。

それぞれ、50名余りの子どもと家族が参加し、夜の見沼田んぼのそぞろ歩きを楽しんだ。

50名を4つの班に分け、集合も密にならない様に離れて集まる。

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集まった順に10名くらいずつスタッフが引率して4つのスポットを観察して歩く。

昨日は小望月の夜。

夜遊びを一層盛り立ててくれた。

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まずは水遊び。

畑の脇の浅いせせらぎには、小エビ、タニシ、カワニナ、が夜の活動をしていた。

なんと、シジミまでいて、子どもたちを驚かせていた。

このシジミは泥シジミといって食べられません、という講師の言葉にがっくり。

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次はセミの羽化観察。

樹木のそばには、土の中から這い出したセミの幼虫(蛹ではない)が羽化を始めていた。

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そして、そのそばには羽化を終えたセミが静かに羽根が乾くのを待っている。

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子どもも大人も感嘆の声を上げていた。


次は植物観察。

夜に花を咲かせる、カラスウリ、メマツヨイグサ、夜は葉を閉じて眠るネムノキを観察した。

中でもカラスウリの神秘的な花に一層見入っていた。

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次はいよいよホタルのスポット。

道路わきのプラタナス下の湿地帯や、葦原を少し入ったハンノキの下の湿地帯にヘイケボタルが光を放っていた。

あっちに光った、こっちに光ったと子どもたちは大喜び。

街中の喧騒の中ではとても味わえない光景である。

中にはそばに寄ってきて、怪しげに光るホタルもいた。

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最後はライトトラップに集まる昆虫を見た。

カブトムシ、クワガタをはじめ大型の昆虫や、糸アメンボなどの小さな昆虫まで沢山の昆虫が光を求めて集まっていた。

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講師が集まった昆虫の一つ一つ説明をして、田んぼ周辺にいる生き物の生態を教えていた。


このライトトラップを最後にして、今年の夜の観察会は終了した。

最後も全員集合はなく、それぞれの班で流れ解散となった。

短い夏休みの最初の土曜日、日曜日に子どもたちは十分に楽しめたと思う。


シニアの多いスタッフも二日続きでだいぶくたびれたようだ。