みんみんや耳に届かぬ鳩の声 松束 (0100901)
夕去れば筑紫恋しや母卒寿 松束 (0100902)
老骨に日当り強し蔓茘枝 松束 (0100903)
全山を揺るがす如し法師蝉 松束 (0100912)
心経と鉦の音ひびく秋の昼 松束 (0100913)
掃苔や鵯越の千の風 松束 (0100915)
みんみんや耳に届かぬ鳩の声 松束 (0100901)
夕去れば筑紫恋しや母卒寿 松束 (0100902)
老骨に日当り強し蔓茘枝 松束 (0100903)
全山を揺るがす如し法師蝉 松束 (0100912)
心経と鉦の音ひびく秋の昼 松束 (0100913)
掃苔や鵯越の千の風 松束 (0100915)
七夕や鵲の舞ふ筑後川 松束 (0100816)
珍客にカメラ構えて瑠璃立羽 松束 (0100817)
土まみれ汗に塗れて甲子園 松束 (0100818)
老ゆる身の旅を続けて俳句の日 松束 (0100819)
とめどなく蝉声放つ古木かな 松束 (0100820)
爽やかな風もらひけり甲子園 松束 (0100821)
竹とんぼ白く光りて秋暑し 松束 (0100822)
久々の愛すビールや「まつのみ会」 松束 (0100824)
振りかへる鳥の舞ふ空盂蘭盆会 松束 (0100825)
加齢臭かまふものかは蚊の集る 松束 (0100826)
定まらぬ雲の行方よ紅芙蓉 松束 (0100827)
灸花のみ衰へず昼日中 松束 (0100828)
地に生まれ地に還りけり蝉の骸 松束 (0100829)
かなかなやけりをつけたき立ち話 松束 (0100831)